专利摘要:
アルファチモシンペプチドおよび細胞傷害性Tリンパ球抗原4(CTLA4)に対する抗体を含む、黒色腫を処置する組み合わせを、処置計画中のヒト黒色腫患者へ投与する工程を含む組み合わせ治療において、ヒト患者における黒色腫またはその転移が処置される。
公开号:JP2011506436A
申请号:JP2010537941
申请日:2008-12-08
公开日:2011-03-03
发明作者:シンシア;ダブリュー. タットヒル;イスラエル リオス
申请人:サイクローン・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッドSciClone Pharmaceuticals,Inc.;
IPC主号:A61K38-00
专利说明:

[0001] 関連出願の相互参照
本願は、その開示が参照によって本明細書に完全に組み入れられる2007年12月12日出願の米国仮出願第61/013,101号の恩典を主張する。]
[0002] 発明の領域
本発明は黒色腫処置の領域に関する。]
背景技術

[0003] 発明の背景
皮膚癌は米国において最も一般的な癌の型である。2007年、American Cancer Societyは、この国で、およそ8,110人が黒色腫によって死亡し、今後、さらに59,940例の黒色腫が診断されることが予想される、と推定している。]
[0004] 黒色腫は、主に皮膚に見出され、腸および眼(ブドウ膜黒色腫)にも見出されるメラノサイトの悪性腫瘍である。それは、皮膚癌の比較的稀な型のうちの一つであるが、皮膚癌に関連する死亡の過半数を引き起こしている。]
[0005] その処置には、腫瘍の外科的除去;補助処置;化学療法および免疫療法、または放射線治療が含まれる。特に危険であるのは、原発性黒色腫腫瘍の転移である。]
[0006] 黒色腫の改善された処置が当技術分野において必要とされ続けている。]
[0007] 本発明の一つの態様によると、ヒト患者における黒色腫またはその転移を処置する方法は、アルファチモシンペプチドおよび細胞傷害性Tリンパ球抗原4(CTLA4)に対する抗体を含む、黒色腫を処置する組み合わせを、処置計画中のヒト黒色腫患者へ投与する工程を含む組み合わせ治療である。]
[0008] 好ましい態様の説明
本発明は、ヒト患者における黒色腫またはその転移を処置する方法に関する。一つの態様において、方法は、アルファチモシンペプチドおよび細胞傷害性Tリンパ球抗原4(CTLA4)に対する抗体を含む黒色腫を処置する有効な組み合わせを、ヒト黒色腫患者へ投与する工程を含む。]
[0009] ある種の態様において、組み合わせは、黒色腫に対抗するかまたは黒色腫を処置するための一つまたは複数のさらなる薬剤をさらに含む。]
[0010] アルファチモシンペプチドには、天然に存在するTA1を含むチモシンアルファ1(TA1)ペプチドのみならず、天然に存在するTA1のアミノ酸配列、それに実質的に類似したアミノ酸配列、またはそれらの短縮配列型を有する合成TA1および組換えTA1、ならびにTA1のものに実質的に類似した生理活性を保有している、置換、欠失、延長、交換、またはその他の修飾を受けた配列を有するそれらの生物学的に活性のアナログ、例えば、TA1と実質的に同一の活性を有し、実質的に同一の方式で機能するために十分なTA1とのアミノ酸相同性を有するTA1由来ペプチドも含まれる。アルファチモシンペプチドの適当な投薬量は、約0.001〜10mg/kg/日の範囲内にあり得る。]
[0011] 「チモシンアルファ1」および「TA1」という用語は、その開示が参照によって本明細書に組み入れられる米国特許第4,079,137号に開示されたアミノ酸配列を有するペプチドをさす。]
[0012] 当初、チモシンフラクション5(TF5)から単離されたチモシンアルファ1(TA1)は、配列決定され化学合成されている。TA1は、3108という分子量を有する28アミノ酸ペプチドである。]
[0013] アルファチモシンペプチドの有効量は、TA1約0.1〜20mgまたはTA1約1〜10mgまたはTA1約2〜10mgまたはTA1約2〜7mgに相当する範囲内の投薬単位であり得る量である。投薬単位は、3〜6.5mgの範囲内であり得、約1.6mg、約3.2mg、もしくは約6.4mgのTA1、または約3.2mgもしくは約6.4mgのTA1を含んでいてもよい。投薬単位は、1日1回投与されてもよいし、または1日複数回投与されてもよい。]
[0014] 黒色腫は、0期、I期、II期、III期、およびIV期、ならびにそれらの亜病期を含み得る様々な病期を有する。ある種の態様において、処置される黒色腫は、悪性転移性黒色腫である。ある種の態様において、処置される黒色腫は、I期、II期、III期、またはIV期である。その他の態様において、処置される黒色腫は、M1a期、M1b期、またはM1c期の黒色腫である。ダカルバジン(DTIC)は、黒色腫を有する患者のための従来の化学療法薬である。]
[0015] アルファチモシンペプチドは、細胞傷害性Tリンパ球抗原4(CTLA4)に対する抗体の患者への投与を含む処置計画において投与される。これらには、非限定的に、9H10(EBIOSCIENCE)、MDX010(MEDAREX)、1F4(GENETEX)、BNI3(GENETEX)、Q01(ABNOVA)、A01(ABNOVA)、M08(ABNOVA)、1B8(ABCAM)、WKH203(ABCAM)、ab9984(ABCAM)、ab13486(ABCAM)、イピリムマブ(ipilimumab)、チシリムマブ(ticilimumab)、またはそれらの組み合わせが含まれる。]
[0016] 9H10は、T細胞上のCTLA-4に対するファンクショナルグレードのハムスター抗マウス抗体である。]
[0017] 本発明の方法は、処置計画の過程で、細胞傷害性Tリンパ球抗原4(CTLA4)に対する抗体を投与すると共に、アルファチモシンペプチドを投与することを含む。CTLA4抗体は、処置計画の間にアルファチモシンペプチドと同時に投与されてもよいし、または別々に投与されてもよく、例えば、処置計画の過程で、アルファチモシンペプチドと同一の日に投与されてもよいし、または異なる日に投与されてもよい。ある種の態様において、CTLA4抗体は、例えば、1投与日当たり患者の体重1kg当たり0.001〜50mg、または約0.01〜20mg/k、または約1〜15mg/kgの投薬量範囲で投与される。]
[0018] 上述のように、ある種の態様において、組み合わせは、黒色腫に対抗するかまたは黒色腫を処置するための一つまたは複数のさらなる薬剤をさらに含む。そのようなさらなる薬剤は、これに限定はされないが、ダカルバジン(DTIC)を含む、アルキル化抗悪性腫瘍剤(AlkAA)のような抗悪性腫瘍剤であり得る。アルキル化抗悪性腫瘍剤剤(AlkAA)のような、組み合わせのさらなる薬剤は、例えば、約700〜1300mg/m2/日、さらに好ましくは約800〜1200mg/m2/日、および最も好ましくは約1000mg/m2/日の投薬量範囲内で患者に投与され得る。]
[0019] 組み合わせの様々な成分は、処置計画中、その他の成分と同時に投与されてもよいし、または別々に投与されてもよい。]
[0020] ある種の態様において、処置計画は、複数の日を含み、アルファチモシンペプチドはチモシンアルファ1(TA1)を含み、かつTA1は約0.5〜10mg/日の範囲内の投薬量で処置計画の少なくとも一部分の間に患者に投与さる。ある種の態様において、TA1投薬量は、約1.5〜7mg/日の範囲内、または約1.6〜6.4mg/日の範囲内にある。ある種の態様において、TA1投薬量は、1.7〜10mg/日、約1.7〜7mg/日、または約3〜7mg/日の範囲内にある。例示的な投薬量には、1.6mg/日、3.2mg/日、および6.4mg/日が含まれる。]
[0021] ある種の態様において、処置計画は、約1〜10日の期間、アルファチモシンペプチドを投与すること、それに続く約1〜5日間のアルファチモシンペプチドの非投与を含む。アルファチモシンペプチドは、約3〜5日間毎日投与され、その後、約2〜4日間のアルファチモシンペプチドの非投与が続いてもよい。または、アルファチモシンペプチドは、約4日間毎日投与され、その後、約3日間のアルファチモシンペプチドの非投与が続いてもよい。]
[0022] 一つの態様によると、本発明は、ヒト黒色腫患者における黒色腫またはその転移を処置するための処置計画において使用するための黒色腫を処置する有効な薬学的組み合わせまたは医薬の製造における、アルファチモシンペプチドおよびCTLA4抗体の使用を含む。]
[0023] 一つの態様によると、医薬は、黒色腫またはその転移の処置のために有意義な量で、処置計画中の患者への任意の免疫刺激性サイトカインを実質的に排除する処置計画において使用するためのものである。]
[0024] 一つの態様によると、LDH血中レベルは475IU/L未満である。]
[0025] 一つの態様によると、LDH血中レベルは100〜335IU/Lである。]
[0026] 一つの態様は、処置計画の過程において使用するための、アルファチモシンペプチドを含み、CTLA4抗体をさらに含む薬学的組み合わせの製造である。ここで、アルファチモシンペプチドおよびCTLA4抗体は、別々に投与されてもよいし、または一緒に投与されてもよい。]
[0027] 一つの態様によると、CTLA4抗体はイピリムマブを含む。]
[0028] 一つの態様によると、CTLA4抗体はチシリムマブを含む。]
[0029] 一つの態様によると、CTLA4抗体は9H10を含む。]
[0030] 一つの態様によると、CTLA4抗体はMDX010を含む。]
[0031] 一つの態様によると、CTLA4抗体はQ01を含む。]
[0032] 一つの態様によると、CTLA4抗体はA01を含む。]
[0033] 一つの態様によると、CTLA4抗体はM08を含む。]
[0034] 一つの態様によると、CTLA4抗体は1B8を含む。]
[0035] 一つの態様によると、CTLA4抗体はWKH203を含む。]
[0036] 一つの態様によると、CTLA4抗体はab9984を含む。]
[0037] 一つの態様によると、CTLA4抗体はab13486を含む。]
[0038] 一つの態様によると、医薬は複数の日を含む処置計画において使用するためのものであり、アルファチモシンペプチドはチモシンアルファ1(TA1)を含み、かつTA1は0.5〜10mg/日の範囲内の投薬量で処置計画の少なくとも一部分の間に患者への投与において使用するためのものである。]
[0039] 一つの態様によると、前記投薬量は、1.5〜7mg/日の範囲内にある。]
[0040] 一つの態様によると、前記投薬量は、3.2mg/日である。]
[0041] 一つの態様によると、前記投薬量は、6.4mg/日である。]
[0042] 一つの態様によると、アルファチモシンペプチドはTA1であり、医薬は、約1〜10日の期間のTA1の毎日投与、それに続く約1〜5日間のTA1の非投与を含む処置計画において使用するためのものである。]
[0043] 一つの態様によると、TA1は、約3〜5日間の毎日投与、それに続く約2〜4日間のTA1の非投与において使用するためのものである。]
[0044] 一つの態様によると、TA1は、約4日間の毎日投与、それに続く約3日間のTA1の非投与において使用するためのものである。]
[0045] 実施例1(9H10)
C57BL/6マウスに、マウスB16黒色腫細胞(Cell Culture Center,Institute of Basic Medical Sciences,Peking Union Medical College and Chinese Academy of Medical Sciences PUMC &CAMS,Beijing,P.R.China)を皮下移植した後、14日連続で、単独で、または組み合わせて、TA-1またはDTICにより処置した。腫瘍移植の日を0日目と定義した。一方、9H10は、3日目、6日目、および9日目に、i.p.を介して、二つの群に与えられた。TA-1およびDTICは、s.c.注射により毎日投与された。全部で5つのマウスの群(n=10)を使用した:群1:媒体;群2:DTIC 5mg/kg;群3:TA-1 6mg/kg;群4:DITC 5mg/kg+9H10(3日目(100μg)、6日目(50μg)、9日目(50μg));群5:DITC 5mg/kg+TA-1 6mg/kg+9H10(3日目(100μg)、6日目(50μg)、9日目(50μg))(表1)。研究開始時、動物は6週齢であり、体重18〜22グラムであった。腫瘍体積および体重を3日毎に測定し、腫瘍重量を研究終了時16日目に測定した。]
[0046] (表1)処置計画および研究設計]
[0047] リン酸緩衝生理食塩水(PBS)を、陰性対照物(媒体)として使用した。被検物TA-1を、表2に示されるような適切な用量濃度を得るため、PBSに溶解させた。TA-1溶液は、2〜8℃で保管され、1週間以内に全て使用された。DTIC(SIGMA)は、まず、0.01N HClに溶解させ、次いで、PBSで1mg/mLに希釈した。DTIC投薬溶液は、氷上に維持され、遮光され、1日以内に使用された。最終的な投薬溶液は、使用日に、ストック溶液を水で1倍に希釈することにより調製された。抗体試薬9H10(EBIOSCIENCE)は、1mg/mLの濃度の既製の薬剤であった。]
[0048] (表2)用量処方]
[0049] 死亡率および瀕死を1日2回チェックし、3日毎に体重を記録し、3日毎にノギスを使用して腫瘍を測定した。研究終了時(16日目)、動物をCO2窒息によって安楽死させ、腫瘍を切除し、計量した。]
[0050] 単独で使用された場合にも、組み合わせて使用された場合にも、TA-1は、研究の過程を通じて体重減少を引き起こさず、このことから、TA-1が毒性でないことが示された。]
[0051] 3日目および6日目には、極少数のマウスが触知可能な腫瘍を有しており、媒体対照群と処置群との間に腫瘍体積の統計的な差は存在しなかった。9日目には、群1(媒体対照)、群2(DITC)、および群3(TA-1)の大部分のマウス、ならびに群4(9H10+DTIC)および群5(9H10+DTIC+TA-1)の極少数のマウスが、触知可能な腫瘍を有し;群4および5の平均腫瘍体積は、群1より統計的に有意に小さかった(p<0.05)。12日目および15日目には、群1〜5の全てのマウスが触知可能な腫瘍を示し、群2(DTIC)を除く各薬物処置群の平均腫瘍体積は、媒体対照群より統計的に有意に小さかった(p<0.05)。]
[0052] 腫瘍サイズに基づき、腫瘍体積(TV)は式:[TV=(長さ×幅×幅)/2]により計算されした。TVの阻害率(PI)(PITV)は下記方程式により計算された:
PITV(%)=(媒体TV-薬物処理TV)/媒体TV×100]
[0053] 被験物の抗腫瘍効果を、剖検日(16日目)に測定された腫瘍重量(TW)によりさらに評価した。TWのPIは、下記方程式を使用して計算された:
PITW(%)=100×(媒体TW-薬物処理TW)/媒体TW]
[0054] 16日目、全ての処置群の平均腫瘍重量が群1より低かった。群2、群3、群4、および群5のPItw値は、それぞれ、28.41%、43.35%、51.35%、および62.05%であり、全ての処置計画の有効性が示された。]
[0055] 0日目、3日目、および6日目、各処置群と媒体対照群との間に有意な差は存在しなかった。9日目、12日目、および15日目、媒体群と比較して、他の群について体重の統計的に有意な差は存在しなかった。]
[0056] 16日目、TA-1のみで処置された動物においては43.35%腫瘍重量が低下した。DTICは腫瘍成長の中程度の阻害のみを引き起こしたが(例えば、腫瘍重量に基づき28.41%)、9H10との組み合わせは、腫瘍阻害を51.35%にまで増加させた。9H10+DTICをさらにTA-1と組み合わせた場合、腫瘍阻害率はさらに62.05%にまで増加した。]
[0057] 実施例2(TA-1+イピリムマブ)
TA-1が、0.5〜10mg/日の範囲内の投薬量で、処置計画中の黒色腫患者に、組み合わせ治療として投与される。]
[0058] TA-1による処置に加え、黒色腫患者は、第一プロトコルにおいてイピリムマブにより処置され、一つのコホートにおいて、全ての用量について3mg/kgの用量レベルのイピリムマブを受容するか、またはもう一つのコホートにおいて、3mg/kgの初期負荷用量のイピリムマブを受容し、続いて、1mg/kgのその後の用量を受容する。]
[0059] 黒色腫患者は、客観的な臨床的応答、グレード3以上の自己免疫、またはその他の用量を制限する毒性に達するまで、患者内イピリムマブ用量上昇により処置されてもよい。用量は、コホートIにおいては3mg/kg、またはコホートIIにおいては5mg/kgで開始し得る。用量を3週毎に投与し、1用量おきに5mg/kgまたは9mg/kgに上昇させ、9mg/kgの抗体で、応答、有害事象、または疾患進行が見られるまで継続することができる。]
[0060] 実施例3(TA-1+チシリムマブ)
TA-1が、0.5〜10mg/日の範囲内の投薬量で、処置計画中の黒色腫患者に、組み合わせ治療として投与される。]
実施例

[0061] TA-1による処置に加え、チシリムマブが、0.01〜15mg/kgの範囲の単一用量レベルで投与され、かつ/または3〜15mg/kgの範囲の複数用量レベルで投与される。投薬計画は、例えば、単一用量、または1ヶ月毎、3ヶ月毎等に与えられる複数用量を含み得る。]
权利要求:

請求項1
黒色腫を処置する有効な組み合わせを処置計画中のヒト黒色腫患者へ投与する工程を含む組み合わせ治療においてヒト患者における黒色腫またはその転移を処置する方法であって、組み合わせが、アルファチモシンペプチドおよび細胞傷害性Tリンパ球抗原4(CTLA4)に対する抗体を含む、方法。
請求項2
CTLA4抗体が9H10、MDX010 、1F4、BNI3、Q01、A01、M08、1B8、WKH203、ab9984、ab13486、イピリムマブ(ipilimumab)、チシリムマブ(ticilimumab)、またはそれらの組み合わせを含む、請求項1記載の方法。
請求項3
CTLA4抗体がイピリムマブを含む、請求項1記載の方法。
請求項4
CTLA4抗体がチシリムマブを含む、請求項1記載の方法。
請求項5
CTLA4抗体が9H10を含む、請求項1記載の方法。
請求項6
処置計画が複数の日を含み、アルファチモシンペプチドがチモシンアルファ1(TA1)を含み、かつTA1が約0.5〜10mg/日の範囲内の投薬量で処置計画の少なくとも一部分の間に患者に投与される、請求項1記載の方法。
請求項7
投薬量が約1.5〜7mg/日の範囲内にある、請求項6記載の方法。
請求項8
投薬量が約3〜7mg/日の範囲内にある、請求項6記載の方法。
請求項9
投薬量が約3.2mg/日である、請求項6記載の方法。
請求項10
投薬量が約6.4mg/日である、請求項6記載の方法。
請求項11
アルファチモシンペプチドがTA1であり、かつ、処置計画が、約1〜10日の期間のTA1の毎日投与、それに続く、約1〜5日間のTA1の非投与を含む、請求項1記載の方法。
請求項12
TA1が約3〜5日間毎日投与され、その後、約2〜4日間のTA1の非投与が続く、請求項11記載の方法。
請求項13
TA1が約4日間毎日投与され、その後、約3日間のTA1の非投与が続く、請求項11記載の方法。
請求項14
細胞傷害性Tリンパ球抗原4(CTLA4)に対する抗体が1投与日当たり患者の体重1kg当たり約0.001〜50mgの範囲内の投薬量で患者に投与される、請求項1記載の方法。
請求項15
細胞傷害性Tリンパ球抗原4(CTLA4)に対する抗体が約0.01〜20mg/kgの投薬量で患者に投与される、請求項1記載の方法。
請求項16
組み合わせが、アルキル化抗悪性腫瘍剤(AlkAA)の投与をさらに含む、請求項1記載の方法。
請求項17
アルキル化抗悪性腫瘍剤(AlkAA)がダカルバジン(DTIC)を含む、請求項16記載の方法。
請求項18
アルキル化抗悪性腫瘍剤(AlkAA)が約700〜1300mg/m2/日の範囲内の投薬量で患者に投与される、請求項16記載の方法。
請求項19
アルキル化抗悪性腫瘍剤(AlkAA)が約800〜1200mg/m2/日の範囲内の投薬量で患者に投与される、請求項16記載の方法。
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同族专利:
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